尖圭コンジローマ治療（ベセルナクリーム）

【使用方法】

• 手を洗う: クリームを塗る前には、石鹸と水で手をよく洗いましょう。
• 患部を洗う: 患部を石鹸と水で優しく洗い、清潔なタオルで水分を拭き取ります。
• クリームを塗る: 指先に適量のクリームを取り、患部に薄く、均一に塗布します。
  クリームは、外陰部や肛門周囲のイボにのみ使用します。膣内や尿道内には使用しないでください。
• 手を洗う: クリームを塗った後は、石鹸と水で手をよく洗いましょう。
• 放置: 塗布後は、6～10時間ほど放置します。
• 洗い流す: 6～10時間後、石鹸と水でクリームを洗い流します。
• 塗布頻度: 通常、1日1回、週に3回（例えば月・水・金）塗布します。
• 治療期間: 医師の指示に従って、症状が消失するまで、または指示された期間継続します。

【尖圭コンジローマ の治療】

• 免疫応答の活性化: ベセルナクリームの有効成分であるイミキモドは、皮膚の免疫細胞を活性化し、ウイルスや異常な細胞を攻撃する力を高めます。
• 尖圭コンジローマ: ウイルスの増殖を抑え、ウイルスに感染した細胞を破壊します。
• 日光角化症: 異常な細胞を破壊し、病変の進行を抑えます。

【主な副作用】

• 赤み: 炎症反応によるもので、多くの場合、治療が進むにつれて消失します。
• 腫れ: 赤みと同様に、炎症反応によるものです。
• かゆみ: 我慢できないほど強い場合は、医師に相談しましょう。
• 痛み: 塗布部位にヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
• びらん: 皮膚が薄く剥がれることがあります。
• 痂皮形成: かさぶたができることがあります。

【まれに起こる副作用】

• 重度の皮膚反応: 強い赤み、腫れ、水ぶくれ、びらん、潰瘍など。
• 排尿障害: 女性の場合、膣口や尿道口付近に塗布すると、排尿困難が起こることがあります。
• インフルエンザ様症状: 発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感など。
• リンパ節腫脹: リンパ節が腫れることがあります。

【注意点】

• 医師の指示を守る: ベセルナクリームは、医師の指示通りの量、回数、期間を守って使用してください。
• 副作用: 皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、痛み、びらん、痂皮形成などが起こることがあります。
• 性行為: コンドームなどの避妊具を劣化させる可能性があるので、ベセルナクリームを使用中は性行為を避けましょう。
• 妊娠・授乳: 妊娠中または授乳中の方は、医師に相談してから使用してください。
• 他の薬との併用: 他の薬を使用している場合は、医師に伝えてください。
• 保管: 直射日光、高温多湿を避けて保管してください。
• 有効期限: 有効期限が過ぎたものは使用しないでください。