概要
メトホルミンは、2型糖尿病の治療に使われる薬で、血糖値を下げる働きがあります。
特に肥満がある人に効果的で、肝臓での糖の作られすぎを防ぎ、体が糖をうまく使えるようにすることで血糖をコントロールします。さらに、糖尿病の合併症を防ぐ効果があり、最近では健康寿命を延ばす可能性も注目されています。
服用方法
- 1日2〜3回食後、食事の直前に服用します。
（副作用を防ぐために、最初は1回50mgから開始し、体が慣れるのを確認してから100mgに増やすことも可能です。）
注意事項
- 最初は低用量（50mgなど）から始め、体の様子を見ながら増量してください。
- 乳酸アシドーシスのリスクが上がるため、飲酒は控えめにしてください。
- 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある方は服用を中止し、医師にご相談ください。
副作用
- よくある副作用：下痢
- 重い副作用（まれ）：乳酸アシドーシス（強いだるさ、息切れ、吐き気など）低血糖肝機能障害・黄疸（皮膚や目が黄色くなる）横紋筋融解症（筋肉の痛みや脱力）
- 服用に注意が必要な方
次のような方は、リスクが高まるため注意が必要です。
- 腎臓や肝臓が悪い方
- 心不全や肺の病気がある方（酸素不足になりやすい）
- 脱水状態の方（利尿剤を使っている場合も含む）
- お酒をたくさん飲む方
- 感染症にかかっている方
- 妊娠・授乳中の方
- 高齢者
お問い合わせ先
Auravita（オーラヴィータ）オンライン診療サービス
HP：https://auravita.e-care.clinic/pages/contact
お薬の服用法や副作用についてご相談がある場合、提携クリニックの医師にお繋ぎしますので、お気軽にお申し付けください
