タダラフィル（持続力が特徴・36時間）

【使用方法】

• 性行為の約1時間前: 性行為の約1時間前に服用するのが一般的です。
• 水で飲む: 錠剤を丸ごとコップ一杯の水で飲み込みましょう。
• 食事との関係: 食後すぐに服用すると効果が半減する可能性があるため、空腹時か食後2時間空けて服用するのがおすすめです。

【注意点】

• 1日1回: 1日に複数回服用することは避けてください。
• 効果がない場合: 1回で効果が出ない場合でも、すぐに増量せずに医師にご相談ください。
• 副作用: 頭痛、顔のほてり、消化不良など、様々な副作用が起こる可能性があります。
• 硝酸薬との併用禁止: 硝酸薬（ニトログリセリンなど）との併用は、血圧が急激に低下し、生命に関わる危険性があります。
• α遮断剤との併用: α遮断剤との併用は、血圧低下を起こす可能性があります。
• アルコールとの併用: アルコールとの併用は、副作用を悪化させる可能性があります。
• グレープフルーツジュースとの併用: グレープフルーツジュースは、タダラフィルの血中濃度を上昇させる可能性があります。

タダラフィルは、PDE5（ホスホジエステラーゼ5）という酵素の働きを阻害することで、勃起を促進します。

具体的には、以下のメカニズムで働きます。

• 性的刺激: 性的な刺激を受けると、陰茎に一酸化窒素（NO）が放出されます。
• cGMPの生成: NOは、環状グアノシン一リン酸（cGMP）という物質の生成を促します。
• 血管拡張: cGMPは、陰茎の平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させます。
• 血流増加: 血管が拡張することで、陰茎への血流量が増加し、勃起が起こります。
• シルデナフィルの働き: シルデナフィルは、cGMPを分解する酵素（PDE5）の働きを阻害することで、cGMPの濃度を上昇させ、勃起を維持します。

タダラフィル（シアリスなど）は、勃起不全の治療薬として効果的なお薬ですが、服用する際にはいくつかの注意点があります。安全に服用するために、以下の点に注意しましょう。

【主な副作用】

• 血管拡張作用による副作用：頭痛、顔のほてり、鼻づまりがすることがあります。
• 消化器系：消化不良、胃もたれ、腹痛などが起こることがあります。
• 視覚異常：視界がぼやける、物が青白く見える、まぶしさを感じるなどの症状が出る場合があります。
• その他：めまい、動悸、筋肉痛など